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複数担任制

ゆかり文化幼稚園の保育システムは
「ローテーション・オープン・システム」です。
このシステムでは協力体制が最も大切です。
「和を持って事を成す」1人1人の個性が
和を持って生かされることを大切にしています。
「ローテーション=軸の周囲の回転・自転・循環」の
通り
当園の保育理念を軸として、
子どもも職員もその周囲を回転する形です。
それに加え「オープン=開放された」保育を
理想とし続けています。
「開放」といっても囲いも柵もなく、
秩序もない自由放任ということではありません。
心の締めつけのない自由を保障し、
子ども達の自主的な活動の展開を
大切にしているということです。

※複数担任制・・・年間を通して固定された4,5名の
担任による保育システム

複数担任制の良さ

1. 特定の教師による影響
教師の性格や感性は様々です。ベテラン・中堅・新人と社会人としての経験年数も違います。そして大人と子どもといえ人間同士の相性もあります。
日々成長著しい幼児期、そしてやり直しのできない人間形成の土台を築く重要な時期こそ、1年間特定の教師に染まるより、多くの担任や教職員が関わることにより、社会性を身につけることが大切だと考えます。
2. 人間同士としての相性
子どもと大人であっても「相性」があります。相性の合わない先生に1年間も担任されたら子どもにとっては不幸なことです。教師も人間であり万能ではありません。教師としての適性は必要ですが、人それぞれの良さや特性を生かして多くの子ども達に接してほしいですし、その選択権は子どもの方にあると考えます。
3. 1人の子どもの多面性
子どもはみんな無限の可能性を持っています。
個性も感性も生育歴も違う複数の担任で、子ども達1人1人を多面的に見て公平に接して、それぞれが持つ長所を1つでも多く発見し伸ばしてあげたいと考えます。
4. 教師の持ち味
子ども達は本物の物や美しい物、自然な物に惹かれるものです。
しかし先生の持ち味は様々です。「踊りが美しい」「声がきれい」「ピアノが上手」「作るのが得意」「読み聞かせが素晴らしい」「足が速い」など、それぞれの担任が「得意なこと」を子ども達に生かしてほしいと考えます。
5. 活動の広がり
1人担任制では、目や手が届く範囲が限られますし、クラスの全員が終わるまでじっと座って待つこともあるでしょう。そしてダイナミックな活動を展開することも大変難しいです。複数担任制ですと、「困っている子ども達のフォロー」にもしっかり対応できます。また、活動を終えた子から自由遊びもでき、園での生活が止まることなくスムーズに流れていきます。加えて協力画・協同粘土・オペレッタ・園外保育など子ども達の活動の幅がぐっと広がり、様々な豊かな経験ができます。

ゆかり文化幼稚園では、
これらの長所を最大限に活かせる
複数担任制での保育を
創立当初より
守り続け、子ども達がのびのびと、
心豊かに過ごせる毎日を実現しています。