教育理念

自分の人生を力強く開拓していく力、生きる力

当園の理念は70年以上変わらず、
「自分の人生を力強く開拓していく力、生きる力」
の土台を育てるということに尽きます。
そのために園で過ごす全ての時間・全ての
活動において、
子ども達は全力で遊び、
我を忘れる程に色々な経験を生活の中で
展開することで、
「手を使い」「頭を使い」
「身体全体を使い」心身や脳の発達を促して
どんどん成長していく。
これこそがゆかり文化幼稚園の理念の
根底にある考えです。

Personality

個性を伸ばす

個性を伸ばすことによって「自主性」を持てるようになります。様々な活動の中には「やらなければいけないこと」だけでなく、「やりたいものを自分で選ぶ」という活動もあります。自分で「やってみよう！」という意欲は、伸びようとする力、本来備わってる力を引き出します。そして、その先にある達成感は自分の可能性を子ども自身が知る機会となり、新しい事へ「挑戦」する勇気を同時に育てます。集団の場においても、可能な限り１人１人の個性や育ちのステップ・スピードに対応しながら、子ども達が「自分らしさ」を表現できるようにと考えています。

Independence

自主性を身に付ける

自主性を身につけることによって「創造性」が培われます。自主性がなければ創造は生まれません。創造性と個性の関係を常に発揮する子どもは主体性も強く時に同調的でないこともあります。幼稚園も人間社会も集団の場ですが、その中でいつも同調してばかりでは自己を喪失して人の言いなり、周囲に流されてばかりで自己実現の場を失ってしまいます。自主性を育てるために「独りで物事をやる」「独りで物を考える」というように「独り」の場も大切にしています。

Creativity

創造性を培う

創造性を培うことによって感受性を豊かにします。創造とは、創り出し・生み出す表現活動です。そこには柔軟で自主的な性格、心理的な安定、そして人としてのルールやマナーを持った中での自由が不可欠です。柔軟な性格は感受性の豊かさの表れです。感受性とは周囲の物事に対して常に興味を持ち、発見、感動する心の表れで、美しいものや真実に対しても驚きの心を失わず、研究心を持てる心を育てます。そして、創造性を培う＝発想の転換につながり、壁にぶつかっても気持ちを切り替えて粘り強く前に進んでいくことができます。

Sensibility

本物を見極める力を育てる

本物を見極める力を持つことによって、表面的なことに惑わされず、常に物事の核心を捉える力が備わります。そして美しい物を美しいと感じられる感性も育ちます。「感性」は理屈でははかれません。ゆかり文化幼稚園の園庭には草木が沢山植わっています。自然が身近にあります。毎日の生活の中で、子ども達は様々な本物の教材や環境に触れています。日常の生活において美しい色、音、言葉、景色などと触れ合うことが、子ども達の中に本物を見極める美的理念の根幹の種が蒔かれていくのです。

Harmony

人の和の大切さを知る

人との和（コミュニケーション）を築けるようになり、初めて自分が身につけてきたことを活かすことができるのです。そして人間交流の喜びを知ることにより、「人の和を大切に考える」「和を持って事を成す」という学びになるよう願っています。遊ぶ喜び・語る喜び・描き作り生み出す喜び・歌い踊る喜びと、園での様々な生活を通して子ども達は「生きる喜び」を経験しています。
ゆかり文化幼稚園では、子ども達を自分の思うように管理するのではなく、子どもと一緒に生活しながら真の理解者となれるように、子ども達を１つの人格ある人間として、常に真剣に向き合い、深い信頼関係を築けるように意識している熱い教職員ばかりです。
また、子ども同士の仲介者として、幼児期からコミュニケーションの喜びを感じらるように人間関係の広がりを促していくことも大切に考えています。